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LINE Messaging API 2026年の変更点まとめ(開発者向け)

2025年から2026年10月までのLINE Messaging API・LIFF・LINEミニアプリの変更のうち、稼働中のボットに影響するものをまとめました。新しいエンドポイント、レート制限の引き下げ、LIFF v2.31.1のセキュリティ更新、Node.js SDK v11、台湾・タイのミニアプリ、国別の無料メッセージ通数です。

LineBot.pro Team更新 13 分で読めます

LINE Messaging API 2026年の変更点まとめ(開発者向け)
目次
  1. 2025〜2026年に変わったこと
  2. メッセージ料金と国別の無料通数
  3. Messaging APIの追加・変更機能
  4. リッチメニューの変更と1,000件の上限
  5. LINEミニアプリの変更
  6. LIFFの変更とv2.31.1セキュリティ更新
  7. SDKの変更:Node.js v11・Python v3・PHP
  8. 既存ボットの移行チェックリスト
  9. LineBot.proとの関係
  10. よくある質問

2025〜2026年に変わったこと

2026年10月時点で、2025年以降のLINE Messaging APIの変更で押さえるべきものは実務的な内容です。2つのエンドポイント(マルチキャストとリッチメニュー一覧の取得)のレート制限が大きく下がり、新しいエンドポイント(既読化、クーポン、リッチメニューの統計)が追加され、グループトークでmessageEditedというWebhookイベントが届くようになりました。LIFF SDKのセキュリティ修正でLIFF v2.20.0〜v2.31.0が非推奨になり、Node.js SDK v11では従来のClientが削除されました。LINEミニアプリは台湾とタイでも公開できるようになり、LINE公式アカウントの料金は日本(2026年10月1日)と台湾(2026年11月1日)で改定されています。LINE Notifyは2025年3月31日にサービスを終了しました。

以下はすべてLINEの開発者向けニュースとMessaging APIリファレンスに基づき、発表日を添えています。LINE LoginとLIFFのロードマップは2025年12月9日に公開が終了したため、この記事では予測ではなく、リリース済みの内容だけを扱います。

日付変更内容やること
2026-10-07LIFF v2.31.2:LIFFブラウザがクエリ値の?をそのまま保持URLをクエリパラメータで渡すLIFFアプリをテスト
2026-10-01日本の追加メッセージ料金を改定無料通数を超える配信のコストを再確認
2026-09-30LIFF v2.31.1でセキュリティ修正、v2.20.0〜v2.31.0は非推奨@line/liffを今すぐ2.31.1以上に更新
2026-09-30台湾の新料金を発表(2026年11月1日適用)利用プランを再確認
2026-08-12グループトークでメッセージの編集が可能に、messageEditedイベント追加新イベントを処理するか明示的に無視
2026-07-01APIで作成したリッチメニューの統計を取得可能に新しいリッチメニューのインサイトAPIを利用
2026-05-26リッチメニュー一覧の取得:毎秒2,000→10リクエスト一覧取得ではなくリッチメニューIDを保存
2026-04-03@line/bot-sdk v11で従来のClientを削除Node.js 22以上でLineBotClientへ移行
2026-03-11台湾とタイでLINEミニアプリを公開可能に通常のLIFFアプリではなくミニアプリを検討
2025-11-05すべてのチャネルでユーザーのメッセージを既読化可能にWebhookのmarkAsReadTokenを利用
2025-10-21ナローキャストで一部だけの配信を防止可能に必要に応じてforbidPartialDeliveryを設定
2025-08-06APIでクーポンを作成・送信可能に任意
2025-04-23マルチキャスト:毎秒2,000→200リクエストマルチキャストを制御し、1人宛てはプッシュで
2025-03-31LINE Notify終了通知はMessaging APIで送信

メッセージ料金と国別の無料通数

Messaging APIには独自の料金表はありません。APIで送るメッセージは、そのチャネルが属するLINE公式アカウントのプランで課金されます。つまりAPIの「無料枠」は各国の無料プランのことです。LINEのMessaging APIの料金ページによると、次のとおりです。

  • カウントされる: プッシュ、マルチキャスト、ブロードキャスト、ナローキャストのメッセージと、LINE公式アカウントマネージャーからの一斉配信
  • カウントされない: 応答メッセージ(Reply API)、1:1チャット、あいさつメッセージ、自動応答メッセージ
  • 送信先の人数で数える: メッセージオブジェクトを4つ含むプッシュを5人のグループに送ると5通。ブロックしたユーザーや存在しないIDはカウントされません。
  • 上限に達すると: APIは429と「You have reached your monthly limit.」を返し、何も送信されません。

2026年10月時点のプラン(料金は税別):

日本(LINE公式アカウント 料金プラン)

プラン月額固定費無料メッセージ通数追加メッセージ
コミュニケーションプラン0円200通不可
ライトプラン5,000円5,000通不可
スタンダードプラン15,000円30,000通月200,000通まで1通3円、それ以降2.5円(2026年10月1日から)

タイ(LINE for Business タイ、7%のVAT別)

プラン月額含まれる通数追加メッセージ
Free0バーツ300通不可
Basic1,280バーツ15,000通1通0.10バーツ
Pro1,780バーツ35,000通1通0.06バーツ

台湾(LINE官方帳號 2026年 料金改定のお知らせ)

プラン月額(2026年10月31日まで)月額(2026年11月1日から)含まれる通数追加メッセージ
輕用量0台湾ドル0台湾ドル200通不可
中用量800台湾ドル1,000台湾ドル3,000通不可(上位プランへ変更)
高用量1,200台湾ドル1,400台湾ドル6,000通11月1日から:最初の50,000通は1通0.2台湾ドル、それ以降0.15台湾ドル

まとめると、毎月の無料通数は日本と台湾が200通、タイが300通で、応答メッセージは3か国とも無料です。チャネルの使用状況はクォータ用のエンドポイントで確認できます。

bash
# プランの月間上限
curl -H "Authorization: Bearer $LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN" https://api.line.me/v2/bot/message/quota
# 今月カウント済みの通数
curl -H "Authorization: Bearer $LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN" https://api.line.me/v2/bot/message/quota/consumption

プランごとの比較と計算例はLINE公式アカウントの料金ガイドにまとめています。

Messaging APIの追加・変更機能

メッセージの既読化(2025年11月5日)

既読化APIは、以前は申請が承認された法人ユーザーしか使えませんでした。現在はすべてのチャネルで利用できます。メッセージイベントにmarkAsReadTokenが含まれるので、POST https://api.line.me/v2/bot/chat/markAsReadに渡すと、そのメッセージとそれ以前のメッセージが既読になります。LINE公式アカウントマネージャーの応答設定でチャットをオンにしている場合のみ使えます(チャットがオフなら自動で既読になります)。(ニュース、ドキュメント)

ts
import { LineBotClient, webhook } from "@line/bot-sdk"

const client = LineBotClient.fromChannelAccessToken({
  channelAccessToken: process.env.LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN!,
})

// ユーザーのメッセージと、それ以前のメッセージをまとめて既読にする
async function markRead(event: webhook.Event) {
  if (event.type !== "message" || event.message.type !== "text") return
  const token = event.message.markAsReadToken
  if (token) await client.markMessagesAsReadByToken({ markAsReadToken: token })
}

APIでクーポン(2025年8月6日)

4つのエンドポイント(POST /v2/bot/couponによる作成、配布終了、一覧取得、詳細取得)とクーポンメッセージが追加され、LINE公式アカウントマネージャーで手作業で作らなくても、コードからクーポンを作成・送信できるようになりました。(ニュース)

一部だけの配信を防ぐナローキャスト(2025年10月21日)

upToRemainingQuota: trueを指定したナローキャストは、残りの通数の範囲で送れるだけ送ります。forbidPartialDelivery: trueを加えると、対象者がその上限を超える場合は配信自体が中止され、ナローキャストの進捗取得でphase: "failed"とerrorCode: 5が返ります。(ニュース)

json
"limit": {
  "upToRemainingQuota": true,
  "forbidPartialDelivery": true
}

マルチキャストは毎秒200リクエストに(2025年4月23日)

マルチキャストメッセージの送信は、チャネルあたり毎秒2,000から200リクエストに下がりました。1リクエストで指定できるユーザーIDは引き続き最大500件です。1人に送る場合は、毎秒2,000リクエストのままのプッシュメッセージが推奨されています。(ニュース)

メンバーシップ、共有オーディエンス、Tracking Tagのオーディエンス

  • メンバーシップ(2025年2月13日): 有料メンバーシップに加入しているユーザーのIDを取得するエンドポイントと、加入・更新・退会時に届くmembershipイベントが追加されました。(ニュース)
  • 共有オーディエンス(2025年2月12日): ビジネスマネージャーで共有されたオーディエンスにナローキャストできるようになりました。(ニュース)
  • Tracking Tagのオーディエンス(2026年1月21日): Tracking Tagで作ったウェブトラフィックオーディエンスをAPIで使えます。対象は、認証済みまたはプレミアムで、ビジネスマネージャーの認証済み組織に接続している日本のアカウントです。(ニュース)

グループトークでのメッセージ編集(2026年8月12日)

LINE公式アカウントが参加しているグループトークで、ユーザーが送ったテキストメッセージを編集できるようになりました。Webhookには応答トークン付きのmessageEditedイベントが届きます(グループトークのみ。1:1トークや複数人トークは対象外)。グループのメッセージを保存・監視しているボットは、このイベントで保存済みのテキストを更新してください。Node.js SDKはv11.2.0でこの型に対応しました。(ニュース)

知っておきたい細かな変更

日付変更内容
2026-09-30Messaging API、LINE Login、LINEミニアプリのデモアプリを提供終了
2026-08-17エンドポイントはリファレンスどおり正確に指定する。末尾のスラッシュ(/v2/bot/message/push/)などは動作が保証されない(ニュース)
2026-04-08ドキュメントのソースをMarkdownでGitHubに公開
2026-02-12LINE Developersサイトに「Tips for Developers」を新設
2025-12-02ドキュメントをMarkdownで表示可能に。AIツール向けのllms.txtも提供
2025-11-26コンソールの[統計情報]タブから送信数の統計を削除。GET /v2/bot/insight/message/deliveryかLINE公式アカウントマネージャーの分析を使用
2025-11-10メッセージのインプレッション計測に関するドキュメントを追加
2025-06-25日本で新規作成するLINE公式アカウントはビジネスマネージャーとの接続が必須に。既存アカウントは2026年3月までに接続
2025-06-10ドキュメント「Webhookの署名を検証する」を追加(実装例はExpress middlewareの解説)
2025-04-14AIエージェントからMessaging APIでメッセージを送れる「LINE Bot MCP Server」を試験公開

リッチメニューの変更と1,000件の上限

  • リッチメニュー一覧の取得は毎秒10リクエストまで: 2026年5月26日から(以前は2,000)。IDを探すために毎回一覧を取得しているコードは、IDをデータベースに保存するか、リッチメニューエイリアスを使ってください。(ニュース)
  • APIで作成したリッチメニューの統計(2026年7月1日): GET /v2/bot/insight/richmenu/{richMenuId}/summaryと.../dailyで、期間内の表示数とクリック数を取得できます。上限は1時間あたり60リクエストで、クリックしたユニークユーザーが20人未満だと数値は返りません。この統計はLINE公式アカウントマネージャーには表示されず、逆にマネージャー側の統計もAPIでは取得できません。(ニュース)
  • 1,000件の上限は変わらず: Messaging APIで作成できるリッチメニューは、LINE公式アカウント1つにつき最大1,000件、エイリアスも1,000件です。リッチメニューの作成・削除は1時間あたり100リクエストまで(LINE公式アカウントマネージャーでの作成は対象外)、一括でのリンク・解除は1時間あたり3リクエストまでです。

リッチメニューのタップ領域に設定できるアクション:

アクション動作補足
uriURL、LIFF・ミニアプリのURL、LINE URLスキームを開く
message決めたテキストをユーザーの発言として送るキーワード応答と組み合わせやすい
postbackdata付きのポストバックイベントをWebhookに送るリッチメニューやキーボードの開閉も指定可能
datetimepicker日時選択を開き、結果をポストバックで受け取る
richmenuswitchエイリアスで別のリッチメニューに切り替えるリッチメニュー専用

カメラ、カメラロール、位置情報のアクションはクイックリプライのボタン専用で、リッチメニューには使えません。画像サイズやタップ領域の分け方はリッチメニューのサイズガイドをご覧ください。

LINEミニアプリの変更

LINEはLIFFをLINEミニアプリのブランドに統合しようとしており、2025年以降のミニアプリ関連のニュースの多くはその流れにあります。

  • 新しいLIFFアプリはミニアプリとして(2025年2月12日): LINEは新規のLIFFアプリをLINEミニアプリとして作成することを推奨しています。既存のLIFFアプリはそのまま動作します。(ニュース)
  • Webブラウザでも利用可能に(2025年10月1日): LINEを使っていない人を含むすべてのユーザーが、ランディングページからWebブラウザでミニアプリを開けるようになり、従来の「ブラウザへのリダイレクト」機能は終了しました。(ニュース)
  • 日本:チャネル同意の簡略化が常に有効(2026年1月8日): サービス提供地域が日本の新規ミニアプリチャネルが対象で、タイと台湾のチャネルは影響を受けません。(ニュース)
  • 日本:アプリ内課金(2026年2月19日): 日本の認証済みミニアプリは、アプリ内課金の審査を通過すればデジタルコンテンツを販売できます。2026年7月分の利用からサービス手数料がかかります。(ニュース)
  • 台湾とタイ(2026年3月11日): LINEミニアプリポリシーで認められた顧客は、台湾とタイ向けサービスのミニアプリチャネルを作成し、未認証ミニアプリとして公開できるようになりました。両国で認証済みミニアプリを申請できるのは、認定プロバイダー配下のチャネルだけです。(ニュース)

LINEミニアプリポリシーは今年何度か改定されており、最新は2026年10月14日です。審査に出す前に最新版を確認してください。自社向けのミニアプリやLIFFアプリの開発を依頼したい場合は、LINEアプリ開発(個別開発)でお受けしています。

LIFFの変更とv2.31.1セキュリティ更新

今すぐ更新してください。 2026年9月30日、LINEはセキュリティに影響する可能性のある問題(細工したクエリパラメータでLIFFアプリを外部ブラウザから開いたときに発生)を修正したLIFF v2.31.1をリリースし、LIFF v2.20.0〜v2.31.0を非推奨にしました。SDKをエッジのCDNパス(https://static.line-scdn.net/liff/edge/2/sdk.js)から読み込んでいるアプリは自動で更新済みです。npmで@line/liffをインストールしているアプリや、CDNでバージョンを固定しているアプリは自分で更新する必要があります。(リリースノート)

bash
npm install @line/liff@latest   # 2026年10月時点で2.31.2

そのほかのLIFF SDKの変更:

バージョン(日付)変更内容
v2.31.2(2026-10-07)LIFFブラウザでクエリ値の?が&に置き換えられなくなった
v2.30.0(2026-08-17)ミニアプリチャネルで「複数アカウントの利用」を有効にした場合の引数をliff.permission.requestAll()、liff.getFriendship()、liff.requestFriendship()に追加
v2.28.0(2026-03-24)liff.requestFriendship()で、LINE公式アカウントの友だち追加やブロック解除をユーザーに促せる
v2.27.2(2025-09-08)エンドポイントURL外でliff.init()を実行するとコンソールに警告
v2.27.0(2025-06-25)liff.permission.getGrantedAll()でユーザーが許可したスコープを取得

LIFFアプリに影響するLINEアプリ側の変更:

  • LINE 15.12.0(2025年8月4日): マルチタブビューにより、複数のLIFFアプリを開いたまま切り替えられるようになりました。
  • LINE 15.20.0(2025年12月3日): liff.openWindow()はユニバーサルリンクやアプリリンクを、external: trueを指定しない限りLINEのアプリ内ブラウザで開きます。
  • Android版LINE 26.3.0(2026年3月9日から): エッジツーエッジ表示になり、画面がナビゲーションバーの下まで広がります。画面下部のボタンはenv(safe-area-inset-bottom)で余白を確保してください。
  • LINE 26.7.0(2026年5月19日): LIFFブラウザのヘッダーが新しくなり、⋮メニュー(更新、共有、最小化、権限設定など)に変わりました。

このほか、LIFF CLIはv0.4からngrokに正式対応しています(v0.4.1以降を推奨)。LINE Notifyは2025年3月31日に終了し、翌日からAPIも動作していません。まだNotifyで通知を送っている場合はLINE Notifyの代替手段をご覧ください。LIFFの詳しい作り方はLIFFアプリ開発ガイドで解説しています。

SDKの変更:Node.js v11・Python v3・PHP

Node.js(@line/bot-sdk): v10.8.0とv11.0.0は同じ2026年4月3日にリリースされました。v10.8.0で統合されたLineBotClientが追加されて従来のAPIが非推奨になり、v11.0.0で従来のClient・OAuthクラスとオプションのaxios依存が削除されました。v11.0.1でNode.js 20のサポートが終了したため、SDKにはNode.js 22以上が必要です(最新は11.3.0)。v9やv10から移行する場合は、まず10.8.0に上げて非推奨の警告を解消してください。(リリース一覧)

ts
// 従来の書き方(legacy client。v11で削除):
// const client = new Client({ channelAccessToken, channelSecret })
// await client.replyMessage(event.replyToken, { type: "text", text: "こんにちは" })

// v11:クライアントは1つ。位置引数ではなくリクエストオブジェクトを渡す
import { LineBotClient, webhook } from "@line/bot-sdk"

const client = LineBotClient.fromChannelAccessToken({
  channelAccessToken: process.env.LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN!,
})

async function reply(event: webhook.MessageEvent) {
  if (!event.replyToken) return
  await client.replyMessage({
    replyToken: event.replyToken,
    messages: [{ type: "text", text: "こんにちは" }],
  })
}

Webhookの型はwebhook名前空間(webhook.Event、webhook.MessageEvent)に移り、messagingApi.MessagingApiClientも引き続き使えます。署名検証を含むExpressの完全な例は@line/bot-sdk Express middlewareの実装例にあります。

Python(line-bot-sdk): メンテナンスされているのはlinebot.v3モジュールだけで、2.x系の書き方(LineBotApi、TextSendMessage)は非推奨の警告が出ます。バージョン3.26.0はPython 3.10以上が必要です。(リポジトリ)

PHP(linecorp/line-bot-sdk): v12はPHP 8.2以上が必要で、署名検証は\LINE\Parser\SignatureValidator::validateSignature()で行います。(リポジトリ)

Java、Go、Rubyにも公式SDKがあります。更新前に各リリースノートを確認してください。

既存ボットの移行チェックリスト

  • @line/liffを2.31.1以上(最新は2.31.2)に更新する、またはエッジのCDNパスから読み込む
  • URLをクエリパラメータで渡すLIFFアプリをテストする(v2.31.2の挙動)
  • Node.jsのボット:Node.js 22以上にし、@line/bot-sdkを10.8.0経由で11.xへ更新、new Client()をLineBotClient.fromChannelAccessToken()に置き換える
  • Pythonのボット:linebot.v3へ移行する
  • リクエストごとのリッチメニュー一覧取得をやめ、IDかエイリアスを保存する
  • マルチキャストを毎秒200リクエスト以下に抑え、1人宛てはプッシュにする
  • グループ向けボット:messageEditedイベントを処理するか明示的に無視する
  • SDKを使わずにAPIを呼んでいる場合は、すべてのエンドポイントのパスを確認する(末尾にスラッシュを付けない)
  • ナローキャスト:一部だけの配信が困るならforbidPartialDeliveryを追加する
  • LINE Notifyに依存している仕組みを置き換える
  • 配信数はコンソールの統計タブではなく/v2/bot/insight/message/deliveryで取得する
  • プランを再確認する:日本は10月1日に追加料金を改定、台湾は2026年11月1日に料金改定
  • Android:LIFFアプリの画面下部のボタンをenv(safe-area-inset-bottom)で確認する
  • 日本:LINE公式アカウントをビジネスマネージャーに接続する

LineBot.proとの関係

LineBot.proはSDKやAPIのラッパーではなく、公開APIもありません。そのため上記の変更でLineBot.proの使い方が変わることはありません。自分でMessaging APIを使って開発するときに役立つのは次の2つです。

  • AIリッチメッセージ作成ツールは、Flex Messageのバブル(ヒーロー画像、テキスト、ボタン)をデザインし、replyMessageやpushMessageでそのまま送れるJSONを出力します。8クレジットです。
  • リッチメニュー作成ツールは、1〜6ボタンのメニュー画像とJSONを作成します。APIで作成しても、LINE公式アカウントマネージャーでアップロードしても使えます。10クレジットです。

新規登録で50クレジットを無料でお渡しします。クレジットは買い切りのパックで、月額料金はなく、有効期限もありません(料金)。Messaging APIのバックエンド、LIFFアプリ、LINEミニアプリなどの構築をまるごと依頼したい場合は、個別開発としてお受けしています。

よくある質問

Q: 2026年のLINE Messaging APIで特に重要な変更は何ですか? LIFF v2.31.1のセキュリティ更新(v2.20.0〜v2.31.0は非推奨)、Node.js SDK v11での従来のClientの削除、リッチメニュー一覧取得の毎秒10リクエストへの引き下げ、リッチメニュー統計の新エンドポイント、グループトークのmessageEditedイベント、台湾とタイでのLINEミニアプリ公開、日本(10月1日)と台湾(11月1日)のLINE公式アカウント料金改定です。

Q: LINE Messaging APIは毎月何通まで無料ですか? チャネルのLINE公式アカウントのプランによります。無料プランは日本と台湾が月200通、タイが月300通です。有料プランは日本が5,000通か30,000通、タイが15,000通か35,000通、台湾が3,000通か6,000通です。応答メッセージはカウントされません。

Q: リッチメニューの上限は今も1,000件ですか? はい。2026年10月時点で、Messaging APIで作成できるリッチメニューはLINE公式アカウント1つにつき最大1,000件、エイリアスも1,000件です。使っていないメニューを削除して枠を空けてください。作成と削除は1時間あたり100リクエストまでです。

Q: @line/bot-sdkはv11に上げる必要がありますか? 古いバージョンも同じHTTPエンドポイントを呼ぶため、ある日突然動かなくなるわけではありません。ただしv11では従来のClientが削除され、新しいエンドポイントやイベントの型は最新版にしか入らず、v11にはNode.js 22以上が必要です。10.8.0に上げて非推奨の警告を解消し、その後11.xへ移行する計画を立ててください。

Q: LIFFはLINEミニアプリに置き換えられるのですか? LINEはLIFFをLINEミニアプリのブランドに統合するとしており、新しいLIFFアプリはミニアプリとして作ることを推奨しています。既存のLIFFアプリはそのまま動作し、ミニアプリも引き続きLIFF SDK(2026年10月時点でv2.31.2)で開発します。

Q: 応答メッセージは今も無料ですか? はい。応答トークンで送るメッセージは、どの国でも月間の通数にカウントされません。応答トークンは1回しか使えず、LINEが動作を保証しているのはWebhook受信から1分以内なので、すぐに使ってください。


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LineBot.proについて

LineBot.proは、LINE公式アカウント向けのAIツールです。リッチメニュー、リッチメッセージ、バナーの作成、一斉配信、キーワードによる自動応答に対応しています。本記事はLINE Messaging APIの実務経験をもとに、当チームが執筆しています。