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LINE拡張ツール比較2026:Lステップ・Liny・エルメ・プロライン

Lステップとは何か、プロラインフリーやLiny・L Message(エルメ)・LineBot.proとどう違うのか。料金・ステップ配信・リッチメニュー・AI機能を正直に比較し、自社に合うLINE拡張ツールの選び方を解説します。2026年版。

LineBot.pro Team12 分で読めます
LINE拡張ツール比較2026:Lステップ・Liny・エルメ・プロライン

#LINE拡張ツールとは?

LINE拡張ツールとは、Messaging API経由でLINE公式アカウントに接続し、標準のLINE公式アカウントマネージャーにはない(または限定的にしかない)機能を追加するサードパーティ製プラットフォームのことです。代表的な追加機能は:

  • ステップ配信(友だち追加後、あらかじめ設計したシナリオに沿って自動配信)
  • タグ・回答・クリック行動に基づくセグメント配信
  • 友だちごとのリッチメニュー出し分け(見込み客と既存客で別メニュー)
  • 友だち追加から購入までのコンバージョン計測
  • キーワード一致を超えるチャットボット・自動応答

このカテゴリは日本で生まれ、成熟したプレイヤーも日本勢が中心です:LステップLinyL Message(エルメ)プロラインフリー。一方、LineBot.proのような新しいツールは、AIによるコンテンツ生成と多言語運用(日本・タイ・台湾)に軸足を置いています。

まだ公式アカウントを開設していない場合は、先にLINE公式アカウントの作り方ガイドをご覧ください。以下のツールはすべてMessaging APIが有効なアカウントを前提とします。

#機能・料金比較表

公開料金は頻繁に改定されます。以下は2026年半ば時点のおおよその公開開始価格です。必ず各社公式サイトで最新料金をご確認ください。

ツール月額料金目安ステップ配信リッチメニューAI機能セグメント配信無料プラン
Lステップ約5,000円〜(上位は2〜3万円台)◎(友だち別出し分け)なし
Liny要問い合わせなし
L Message(エルメ)0円〜(有料は約1万円〜)あり
プロラインフリー0円〜(上位は公式サイト参照)あり
LineBot.proクレジット制(無料50クレジット)◎(AI自動生成)あり

個別機能よりも重要な構造的な違いが3つあります。

  1. 料金モデル — 日本のツールは配信数に連動した月額固定プランが基本。LineBot.proはクレジット制で、生成・配信した分だけ支払う従量型です。
  2. 対応言語 — Lステップ・Liny・エルメ・プロラインは日本語専用。LineBot.proは日本語・英語・タイ語・繁体字中国語に対応し、海外顧客向けの配信文面もAIが多言語生成します。
  3. コンテンツ制作 — 既存ツールは「配信の自動化」が主役で、リッチメニュー画像やメッセージのデザインは自分で用意する前提です。LineBot.proはリッチメニューやリッチメッセージそのものをAIが生成します。

#Lステップ

Lステップは日本で最も知名度の高いLINE拡張ツールであり、他のすべてのツールが比較対象とする基準です。

強み

  • 市場で最も深いステップ配信・シナリオ機能 — タグ、アンケート回答、リンククリック、購入イベントで分岐可能
  • 友だちごとのリッチメニュー出し分け — 見込み客と購入者に別メニューを表示
  • 友だち単位まで追えるファネル・コンバージョン分析
  • 認定コンサルタント・構築代行会社のエコシステムが最大級 — 構築を外注するなら大きな価値

留意点

  • 無料プランなし。スタートプランは月額5,000円前後からで、配信数が増えると2〜3万円台のプランが必要(最新料金は公式サイト参照)
  • リッチメニューのデザインや配信文面の制作は自前で用意する必要がある

向いている企業: LINEで本格的なファネルマーケティングを行う日本企業。構築をコンサルタントに依頼できる予算がある場合は特に有力。

#Liny

Liny(ソーシャルデータバンク社)は大企業・フランチャイズ・自治体向けのエンタープライズ路線です。自治体の防災・住民サービスLINEアカウントでの導入実績は特徴的なニッチです。

強み

  • エンタープライズ級のセグメント配信・権限管理
  • 官公庁・大組織での導入実績 — セキュリティ・運用面の信頼につながる
  • 複数オペレーターでのチャット対応(チーム機能)

留意点

  • 料金は非公開・要問い合わせ — 明確にエンタープライズ向けの姿勢
  • 自動応答と良いリッチメニューだけが必要な小規模店舗にはオーバースペック

向いている組織: 調達プロセスと専任運用チームを持つ日本の大企業・公共機関。

#L Message(エルメ)

L Message(通称エルメ)は、Lステップと真っ向から競合しつつ低価格帯を狙うツールで、個人事業主や小規模チームに人気です。

強み

  • 実用に耐える無料プランあり
  • 有料プランは月額1万円前後からとされ、同等機能帯ではLステップより安価(最新は公式サイト参照)
  • 予約フォームや簡易決済リンクなど、小規模サービス業に嬉しい付属機能

留意点

  • Lステップに比べるとコンサルタント・情報のエコシステムが小さい

向いている企業: 予算を抑えつつLステップ的な自動化をしたい日本の小規模事業者・クリエイター。

#プロラインフリー

プロラインフリーは圧倒的な無料プランで知られるツールです。無料でもステップ配信・シナリオ配信を広い上限で使えるため、日本の情報商材系マーケターやコーチ業に広く浸透しました。

強み

  • 日本勢の中でステップ配信の無料枠が最も寛大
  • ファネル構築志向:LP作成、シナリオ分岐、アップセル動線をワンストップで

留意点

  • 管理画面の学習コストが高め。また製品自体のアップセル導線が体験の一部になっている
  • 有料プランの料金は公式サイトで直接確認を推奨

向いている企業: 学習コストを許容でき、月額費用ゼロでフル機能のステップ配信を使いたいマーケター。

#LineBot.pro

LineBot.proはこのカテゴリに別の角度からアプローチします。配信の自動化だけでなく、コンテンツそのものをAIが生成し、4言語で運用できる点が特徴です。

強み

  • AI生成:ビジネスの説明を入力すると、正しい仕様(2500x1686)のリッチメニュー画像、リッチメッセージ、販促ビジュアルが出力される — デザイナー不要
  • ノーコードのチャットボットビルダーAI自動応答(有人対応へのエスカレーションつき)
  • 設計段階から多言語:日本語・英語・タイ語・繁体字中国語 — インバウンド対応や海外展開アカウントに実用的
  • クレジット制料金+無料プラン(50クレジット):配信量が少ない月に固定費を払い続ける必要がない

留意点 — 正直に

  • 日本のファネルマーケティング向けに長年磨かれたLステップのステップ配信・分析の粒度には、現時点のLineBot.proのキャンペーン機能は及ばない
  • Lステップのような認定コンサルタント網はない — セルフサーブ前提の設計

向いている企業: デザインと応対をAIに任せたい中小企業、多言語チーム、インバウンド・海外展開を視野に入れる事業者、従量課金を好む方。

#海外展開する場合の選択肢

日本国内だけで完結するなら上記の日本製ツールで十分ですが、タイ・台湾に展開する場合は現地プラットフォームも検討対象になります。

  • タイZwiz.aiBotNoiがタイ語サポートつきの定番。詳細はタイのLINEボットビルダー比較を参照
  • 台湾Crescendo Lab(漸強實驗室 / MAAC)Omnichatが現地ECとの連携に強い主要プレイヤー

LineBot.proは1アカウントで日本・タイ・台湾をカバーできる点が、単一市場ツールとの最大の違いです。

#自社に合うツールの選び方

次の順で検討してください。

  1. 運用チームの言語は? 日本語のみのチームなら日本製4ツールすべてが候補。多言語チームや海外展開ならLineBot.proや現地ツール。
  2. 深いファネルか、良いコンテンツか? 多分岐シナリオ重視 → Lステップかプロラインフリー。デザイナーなしでプロ品質のリッチメニュー・メッセージ → LineBot.proのAI生成。
  3. 予算の形は? 予測可能な固定費 → 月額プラン型。配信量が変動する・少ない → クレジット制か無料プラン(エルメ、プロライン、LineBot.pro)。
  4. 構築を外注するか? 外注前提ならコンサル網が厚いLステップに分がある。

どのツールを選んでも、配信設計の考え方は共通です。LINEマーケティングオートメーション戦略でシナリオ設計・セグメント・配信頻度の原則を解説しています。

#よくある質問

Q: Lステップとは何ですか? Lステップとは、LINE公式アカウントにステップ配信・タグ管理・セグメント配信・リッチメニュー出し分け・ファネル分析などを追加する、日本で最も有名なLINE拡張ツールです。月額5,000円前後のプランから利用できます(最新料金は公式サイト参照)。

Q: 無料で使えるLINE拡張ツールはありますか? あります。プロラインフリーとL Message(エルメ)は無料プランを提供しており、LineBot.proも無料プラン(50クレジット)でAI生成を試せます。無料枠の制限内容が異なるため、自社の配信量と照らして選んでください。

Q: Lステップとプロラインフリーはどちらがいいですか? 予算ゼロで始めたい・学習コストを許容できるならプロラインフリー、構築代行やコンサルを使った本格運用ならLステップが定番です。デザイン制作や多言語対応まで含めたいならLineBot.proが選択肢になります。

Q: 拡張ツールを入れるとLINE公式アカウントマネージャーは不要になりますか? いいえ、併用です。アカウント管理・認証・LINE社への支払いは引き続き公式マネージャーで行います。拡張ツールはMessaging APIのWebhookで接続するため、公式マネージャー側の応答メッセージは通常オフにして運用します。

Q: 拡張ツールの費用はLINE社への支払いとは別ですか? 別です。LINE公式アカウントのプラン超過メッセージ料金に加えて、ツール側の月額またはクレジット費用がかかります。総コストの考え方はLINE自動化サービスのページで解説しています。


次のステップ:

LineBot.proについて

LineBot.proは、LINE公式アカウント向けにリッチメニュー、チャットボット、一斉配信を構築できるLINE自動化プラットフォームです。本記事はLINE Messaging APIの実務経験をもとに、当チームが執筆しています。

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